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Editor's Message [2008 may]
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非営利目的で何故イコールを発行するのですか。と聞かれることがある。目的はコレですというほど簡単なものではないので説明は出来ません。例えば理由Aですと言った場合に理由Aが何らかの理由で達成不可能になった、考えが変わった、達成してしまった。そしたら終わってしまうではありませんか。もしくは理由Bを作って・・・とエンドレスに繰り返すと言うこともあるかもしれませんが、目標がひとつひとつ解決されるごとに順番に沸いてくることは無いでしょう。だから常に10も20もの目的が湧いては消えるを繰り返し、1ヶ月もしたら半分くらいが入れ替わっているかもしれません。
ひたすら解りにくい、すなわち複雑であってかまわないのではないかと考えています。それがイコールの目的かもしれません。イコールの最大の目的は人間は平等(Equal)であると言うことを伝えることです。何が平等なのか。それは自らで自らの生き方を作るという点に置いてです。幸福や不幸、豊かと貧しい全てが自らによるという生き方が可能だということです。
人間は必ず死にます。しかし死は終点でありながら目的(GOAL)ではありません。では目的は何なのか。それは自分の人生を作り、それを完成させることだと考えます。誰かの人生ではなく自分の人生です。成功の定義も誰かと共有しなくてはいけないものでは無く自分で作っていくのです。そのためには社会や生い立ち、自分の立場と戦わなくてはいけません。そうすると、ほとんど戦っても無駄としか思えないような巨大なものと戦わなくてはいけない場面にぶつかるでしょう。それでもなお戦い続けることが出来た人だけが人生を完成させることが出来ると信じています。しかし辛いです。ほとんど全員がそんな生き方は不可能でしょう。諦めても仕方ないと思います。それでも、それができるだけの権利をもって生まれてきたし、今なお生きているのが人間なのだということを発信し続けたいと思います。誰にも受け取ってもらえない可能性がほぼ100%であっても、届くわけのない手紙を風船に結んで飛ばすがごとく届くことを夢見て、届かなくても良いんだと明るく、冷たい風に吹かれながら発行しています。そしてこれからも発行します。
<注意>
思いは常に変化します。それは内的な理由であったり、外的な理由であったりします。営利目的と違って、脆弱なその思想は幻のようなものです。ここに書かれている内容は常に変化するでしょう。一貫しない姿勢は当然の事です。しかし、それを確認するためにも文とするのに意味があるのではないか。そのあたりを踏まえてこのページはご覧下さい。
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Back 中西研大郎/環境プロデューサー
金澤アートイベントカレンダー発行人兼編集人でありアートスペースpARa:siTeのキュレーター。また且l緑園にて金沢21世紀美術館『緑の橋』(パトリック・ブラン)の製作・管理担当を行うと共に、自身も特殊緑化の技術者として植栽プランニングやデザインも行う。多種の活動は「環境」というテーマへアプローチする独自の方法である。